転職を考えているエンジニア・プログラマーの皆様。
プログラマーの転職活動を成功させるは、
- 時間的な余裕
- 体力的な余裕
- 精神的な余裕
が必要です。今後も余裕がないようであれば、「会社を辞める」か「会社を休職する」のも選択肢の一つです。
プログラマーの転職活動は時間的な余裕が必要
プログラマーに限りませんが、転職活動には時間的な余裕が必要です。
毎日終電で帰るような状況では、転職する企業のこともちゃんと調べることができないですし、そもそも面接に行く時間すら取れないです。
平日に面接を受けるのであれば、基本的に有給休暇を使うことになると思うので、有給休暇も残しておいて、取得できる状況である必要があります。
実際の面接の時間の確保は必要ですし、最終的に転職をするかどうかの判断はもちろん自分自身で決める必要があります。
時間的な余裕がないと、良い転職活動をすることが難しいです。
プログラマーの転職活動は体力的な余裕が必要
残業100時間オーバーの環境ではまともな転職活動はできません。残業100時間というのはあくまでも例えの一つですが、このような環境ではまともな転職活動はできないです。
労働時間が増えてくると体力が低下します。毎日の業務で手一杯になり、転職活動に身が入らなくなります。
転職先への面接も活力がない状態で行うことになってしまいます。印象が悪くなるので合格する確率も少なくなるかもしれません。
結局、転職活動が面倒になって転職自体を辞めてしまうという人も多くいると思います。
その後、残業時間が減れば良いですが、過労死ラインを超えるような残業を繰り返しているといつかは体を壊してしまいます。そうなってくるとより転職をするのが難しくなってしまいます。
体力的にも余裕がないと、良い転職というものを実現するのは難しいです。
プログラマーの転職活動は精神的な余裕が必要
精神的に追い込まれているときにまともな転職活動はできないです。
人はどうしても今の精神的なストレスをなんとか軽減したいと考えるので、それに伴い判断力が低下してしまいます。
とりあえず今の環境を抜け出したいと考えてしまうので、例えば、自分のスキルを過小評価して転職活動を行うことになります。
精神的に追い込まれていると自分に自身がない状態になっているかもしれません。企業側も自信に満ち溢れた人とそうでない人であれば、おそらく間違いなく前者の人を採用するでしょう。
採用に落ち続けるとさらに自信がなくなってしまうかもしれません。そうなってくると負の連鎖になってしまいます。
その状態で転職先を決めると所謂ブラック企業に転職してしまう可能性も増えます。
精神的にも余裕がないとよい転職を実現するのは難しいです。
余裕がないから転職をしたい
余裕がないから転職をしたいんだという人も多いと思います。なので、現状に満足している状態であれば、そもそも転職活動をする気は起きないと思います。
以前の記事で以下の記事を書いています。
現状に満足していても、プログラマーは転職活動をしてみると良いという話です。
いざ会社や現状に不満が生じた時のための準備にもなります。その時は、余裕がなくなっているかもしれないので、一度転職活動を経験しておくと良いと思います。
常に余裕がない場合はどうすればよいか?
精神的にも肉体的にも時間的も余裕があるときに転職活動すべきというのはわかるけど、
余裕がない -> 転職できない
のループになってしまっている人も多いと思います。
そういった場合は「会社を辞める」か「会社を休職する」ということをおすすめします。
業界にもよると思いますが、IT関連であれば、現在(2019年)は会社を辞めてしまっても良いと言えると思います。
特にIT人材というのは今後の日本においては不足していく一方なので、本当に転職したいと思っているのであればチャンスは多くあると思います。
注意する点は「景気」についてです。例えばリーマンショック後のような不景気の場合は、企業も採用を抑える傾向にあります。
このような場合はよほどスキルに自身がある場合以外は会社を辞めてしまうというのは避けたほうが良いかもしれません。
数カ月分の生活費が確保できれば、空白期間ができてしまうということはあまり気にしないで良いと思います。
それよりも、現状に不満を抱えた状態でずるずると勤務を続けてしまうほうがリスクが大きいかもしれません。場合によっては、そのまま体調を崩してしまうかもしれません。
まとめ
プログラマーの転職活動を成功させるは、
- 時間的な余裕
- 体力的な余裕
- 精神的な余裕
が必要です。今後も余裕がないようであれば、「会社を辞める」か「会社を休職する」のも選択肢の一つです。
また、転職エージェントの利用はとても便利なので、多くの転職活動にかかる負担は減らすことができるのでおすすめです。