これから転職を考えているITエンジニアの方向けにマイナビエージェントITの感想、特徴や転職の流れなどを紹介します。
IT関連の職種で転職を考えている方は登録して損はない転職エージェントになっています。
マイナビエージェントITの特徴
マイナビエージェントは、株式会社マイナビが運営する転職エージェントになります。ITエンジニアの転職にも力を入れています。
| 詳細 | 情報 |
|---|---|
| 求人数 | 非公開 |
| 利用者実績 | 非公開 |
| エリア | 首都圏・関西圏 |
| 利用料 | 無料 |
| 運営会社 | 株式会社マイナビ |
| 面談対応時間 | 平日は9時30分～20時30分 土曜日は9：30～17：30 （拠点によって異なる） |
| 対応職種 | ITエンジニアなど |
| 対応雇用形態 | 正社員 |
基本的には首都圏・関西圏のITエンジニアの求人に強い転職エージェントです。平日の夜や土曜日にも面談の対応をしてくれる場合があるので、忙しいITエンジニアの方にもおすすめです。
主な求人対応職種
もちろんマイナビエージェント自体は、転職エージェントとして全職種にも対応しています。
特にITに関しては以下のような職種に対応しています。
- プロジェクトマネージャー・プロジェクトリーダー（WEB、オープン、汎用、制御・組込）
- システムエンジニア（WEB、オープン、汎用、制御・組込）
- プログラマー（WEB、オープン、汎用、制御・組込）
- 社内SE
- ネットワークエンジニア
- サーバーエンジニア
- セキュリティエンジニア
- データベースエンジニア
- システムコンサルタント（業務系、テクニカル系）
- パッケージ導入コンサルタント（ERP、CRM、SCM等）
例として上記のような職種を挙げましたが、ITエンジニアとしてはほとんどすべての職種に対応していると思います。
マイナビ自体が様々な企業の人事部門との深いコネクションを持っているので、IT職専門の転職エージェントと比べると、社内SEなどの一般企業の情報システム部門などの求人も豊富にあるのが特徴のひとつです。
こんなに人に向いている
- 20代30代の若手のITエンジニア
- 首都圏、関西圏に転職したいITエンジニア
- 大手企業に転職したいITエンジニア
現在はIT人材不足が深刻なので、特に若手のITエンジニアは単純にどの企業からも需要が高いです。マイナビ自体が新卒の就職支援も行っているのでポテンシャル採用にも強いという側面もあります。
必然的に新卒採用を行っているほとんどすべての大企業となんらかの繋がりを持っています。そのコネクションを活かしつつ中途採用の転職支援を行っているため大企業の求人も多く扱っています。
逆に、知る人ぞ知る中小企業の雄のような企業の求人の取り扱いは少ないかもしれません。ただしマイナビエージェントは「非公開求人」がほとんどなので、登録してみる価値はあると思います。登録してみて自分にあう求人がないなと思ったら利用をやめればよいだけです。
こんな人には向いていない
- 地方に転職したいITエンジニア
そもそもIT企業自体が東京・大阪圏に集中しているので、これは仕方がないことかもしれません。マイナビエージェント自体も今は首都圏や関西圏に力を入れざるを得ない状況なのだと思います。これは、他の転職エージェントも同様だと思います。
ただし、大企業の求人であれば、地方勤務求人もあるはずなので、「非公開求人」を狙って登録してみる価値がないわけでは無いと思います。他の転職エージェントと併用して利用すればこの欠点も補えると思います。
利用者の感想や口コミは？
マイナビエージェントはIT技術職の転職というイメージは少ないかもしれませんが、実はITエンジニアの転職支援にも力を入れているようです。新卒や一般的な職種の就職支援で色々な企業の人事部とコネクションがあるので、他の転職エージェントにはない求人を紹介してくれました。
転職サポート自体は他の大手のエージェントと大きく代わる点はありませんが、IT分野の転職支援にも力を入れているだけあって、専門用語などもある程度通じます。私はマイナビエージェントと他の転職エージェントを併用する形で転職に利用しました。ここに限らず、複数の転職エージェントは併用して利用すべきです。はっきり言って担当者が誰になるのかはほぼ運なので、その一人に転職をすべて任せるのは少し怖いですよね。今後の人生を大きく左右することになるので、多くの選択肢からじっくりと検討するのが良いと思います。
転職までの流れ
マイナビエージェントの転職の流れは以下のようになっています。
- 無料登録
- 面談（キャリアカウンセリング）
- 求人紹介
- 応募
- 面接
- 内定・入社（アフターフォロー）
基本的には他の転職エージェントと大きな違いはありません。
特に、マイナビエージェントの特徴的な点は非公開求人が全体の8割程度になっていることです。そのため、面談（キャリアカウンセリング）でのコンサルタントントとのやり取りが非常に重要になります。
面談でしっかり自分のスキルや経験・志望条件を伝えないと自分にあった非公開求人を紹介してもらえなくなってしまいます。
アフターフォローも充実しているので、しっかりと自分の意見を伝えられれば安心して任せられる転職エージェントだと思います。
どんな求人がある？
マイナビエージェントにはWEBサイト上で公開されている求人もありますが、ほとんどが 非公開の求人 です。非公開の求人というのは、登録して条件に合致しない限りは紹介することができない求人になります。
マイナビエージェントは、大手のIT企業や大手企業の社内SEなどの非公開求人もたくさん持っています。マイナビという会社が、新卒や一般企業の転職サイトとして多くの企業の人事部門と深いコネクションを築いてきているため、このようなことが実現できています。
マイナビエージェントのWEB上に公開されている求人からは以下のような情報を見ることができます。
- 募集職種
- 雇用形態
- 仕事内容
特に、仕事内容は企業のホームページでは得られない情報になります。
- 応募条件
- 必須経験・スキル
- 歓迎する経験・スキル
- 求める人物像
「必須経験・スキル」は文字通り、この企業のこの職種として採用されるために必要な最低限の経験になります。例えば「Webアプリケーションの開発経験」などと書かれています。その場合は、最低でもWebアプリケーションの開発経験がないと応募することができない求人ということになります。
「歓迎する経験・スキル」には、その求人が歓迎している経験やスキルなどが書かれています。この内容でどのような仕事をしていくのかがある程度想像することができます。例えば「AWSを活用したシステム構築の経験」と書かれています。この仕事ではAWSを使う仕事だということがわかります。企業としてもポテンシャルも大事ですが、即戦力も欲しいので歓迎する経験を満たしているに越したことはないです。よほどポテンシャルに自信が無い限りは歓迎するスキルを満たしていたほうが選考に通りやすいです。
求める人物像には、仕事に対する「気持ち」「取り組む姿勢」などが書かれている場合が多いです。例えば「グローバルな視点」などのように書かれています。英語が苦手で海外なんて行きたくない、日本で暮らしたいという方はこの求人が向いていないかもしれません。
加えて、以下のような待遇の情報を見ることもできます。
- 年収（例：年収500万円〜800万円）
- 勤務地（例：東京都）
- 学歴（例：大卒,大学院卒,専門卒,短大卒,高卒,高専卒）
- 手当（例：住宅手当,残業手当,通勤手当）
- 福利厚生（例：健康保険,労災保険,厚生年金保険,雇用保険,介護休職制度,育児休暇制度）
- 休日･休暇（例：土曜日,年末年始休暇,日曜日,有給休暇）
- 就業時間（例：08:30～17:30）
ほとんどの求人では、年収などは幅をもたせていることがあります。これはその人の経験や能力などをもとに決定されるためです。
最後に 企業情報 についても書かれています。
このような情報は選考前に目を通しておくことをおすすめします。面接を受ける前にはネットで調べればわかることは調べておくのが無難です。調べてわかるようなことを知らないと「この人は志望度が低いのかな」や「馬鹿なのかな」と思う人も少なからずいます。少なくとも志望度が高い企業の情報はたくさん持っていたほうがよいです。
非公開の求人も同様の情報が得られる他に、担当のエージェントからさらに具体的な情報を聞くことができます。例えば、残業時間や有給の取得率なども教えてもらうことができる場合があります。企業の人事部との深いつながりがあるからこそわかる情報を知ることができます。
カウンセリング・面談について
マイナビエージェントのカウンセリング・面談は各オフィスの専用の個別面談ルームで1対1で行います。マイナビの支店と時間帯を予約して求職者が訪問する形になります。忙しい方向けに平日の夜や土曜日も営業をしているオフィスがあります。
転職自体を悩んでいるという場合でも、まずは面談に臨んで自分の市場価値や強み弱みをはっきりさせることができます。面談後にやっぱり転職自体を辞めるというのも一つの決断として尊重してくれます。
電話でのカウンセリングは可能？
マイナビエージェントITは電話でのカウンセリング・面談にも対応しています。
ですが細かいニュアンスが伝わりづらいので、マイナビエージェントITは支店も多いので、実際に対面で話すのがおすすめです。
忙しい方向けに平日の夜や土曜日の面談に対応しているオフィスもあります。
支店の場所とアクセスについて
マイナビエージェントITの面談・カウンセリングが可能なオフィスは以下になります。
- 東京（京橋）オフィス
- 新宿オフィス
- 横浜オフィス
- 札幌オフィス
- 静岡支社
- 名古屋オフィス
- 京都支社
- 大阪オフィス
- 兵庫支社
- 福岡オフィス
各オフィスの住所と最寄り駅は以下のようになっています。
| オフィス | 住所 | 最寄り駅 |
|---|---|---|
| 東京（京橋）オフィス | 〒104-0031 東京都中央区京橋3-7-1 相互館110タワー4F/9F/10F | 東京メトロ銀座線「京橋駅」2番出口直結、都営地下鉄浅草線「宝町駅」A4出口より 徒歩3分、JR「東京駅」八重洲南口より 徒歩5分 |
| 新宿オフィス | 〒160-0022 東京都新宿区新宿四丁目1番6号JR新宿ミライナタワー 24F | JR新宿駅 ミライナタワー改札口 徒歩1分 |
| 横浜オフィス | 〒220-0011 神奈川県横浜市西区高島二丁目19番12号スカイビル 19F | JR横浜駅東口 より徒歩3分 |
| 札幌オフィス | 〒060-0002 北海道札幌市中央区北二条西三丁目1番地20号札幌フコク生命越山ビル 9F | JR札幌駅 徒歩7分／地下鉄南北線さっぽろ駅 徒歩3分 |
| 静岡支社 | 〒420-0853 静岡県静岡市葵区追手町1-6 日本生命静岡ビル 2F | 静岡駅より 徒歩5分／静岡鉄道新静岡駅より 徒歩3分 |
| 名古屋オフィス | 〒450-6209 愛知県名古屋市中村区名駅4-7-1 ミッドランドスクエア9階 | JR「名古屋駅」桜通口より 徒歩2分 |
| 京都支社 | 〒600-8008 京都府京都市下京区四条通り烏丸東入長刀鉾町10 京都ダイヤビル 7F | 地下鉄烏丸線 四条駅1番出口・阪急京都線 烏丸駅19番出口より 徒歩1分 |
| 大阪オフィス | 〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町4番20号 グランフロント大阪タワーA 30F | JR「大阪駅」より徒歩1分/地下鉄御堂筋線「梅田駅」より徒歩3分/阪急電鉄「梅田駅」より徒歩3分 |
| 兵庫支社 | 〒651-0087 兵庫県神戸市中央区御幸通七丁目1番15号 三宮ビル南館 9F | JR 三ノ宮駅・阪急 三宮駅より 徒歩3分 |
| 福岡オフィス | 〒812-0012 福岡県福岡市博多区博多駅中央街8番1号 JRJP博多ビル7階 | JR博多駅 徒歩1分 |
マイナビエージェントは面談ができるオフィスの数が多いので、各地方から首都圏・関西圏のIT企業に転職したい人にとても便利です。
電話でのカウンセリング・相談も可能ですが、やはり対面でないと細かいニュアンスは伝わりにくいので、オフィスが全国にあるマイナビエージェントはおすすめです。
運営会社情報
| 会社 | 詳細 |
|---|---|
| 会社の商号 | 株式会社 マイナビ |
| 本社所在地 | 東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号3 |
| 設立年月日 | 昭和48年（1973年）8月15日 |
| 資本金 | 21億210万円 |
| 許可 | 厚生労働大臣許可番号 有料職業紹介事業 (13-ユ-080554） |
| 東京都知事登録旅行業第 2-6519 号 |
まとめ
マイナビエージェントは、ITエンジニア専門の転職エージェントではありませんが、ITエンジニアの転職にもかなり力を入れています。
特に、マイナビが新卒採用などで培ってきた人事部門とのコネクションを活かして、大手企業の求人も豊富に取り扱っています。
特におすすめのエリアは、
- 首都圏・関西圏
になります。
マイナビエージェントは全国にオフィスを構えていてカウンセリングを受け付けています。
- 東京（京橋）オフィス
- 新宿オフィス
- 横浜オフィス
- 札幌オフィス
- 静岡支社
- 名古屋オフィス
- 京都支社
- 大阪オフィス
- 兵庫支社
- 福岡オフィス
平日は9時30分～20時30分 土曜日は9：30～17：30 （拠点によって異なる）まで対応していて 忙しいITエンジニア にもおすすめです。
マイナビエージェントが向いている人は、
- 20代30代の若手のITエンジニア
- 首都圏、関西圏に転職したいITエンジニア
- 大手企業に転職したいITエンジニア
逆に向いていない人は、
- 地方に転職したいITエンジニア
です。
登録するとまずはマイナビエージェントから電話が来ると思います。現在の就業状況や希望の転職条件などを聞かれると思うのであたふたしないように準備していおきましょう。
また、最終的にはマイナビのオフィスに訪問してカウンセリング・面談を受けることになるので希望の支店や日程も整理しておくのがおすすめです。
