こんにちはりおすけ(@riosuke_n)です。私は2018年4月に会社員を辞めてフリーランスとしてネットを中心に様々な活動を行っています。
私自身は以前の会社に努めていたときがとてもつらく、おそらく他の会社にいっても大きくは変わらないだろうと思っていたのでフリーランスになることを決意しました。
ですが、人間は不思議な生き物で、いざフリーランスになってみるの他の悩みが出てきます。
自分を含めた会社に雇用されてないフリーランスの皆様。こんなことを感じた経験はないでしょうか?
- 会社員に戻ったほうが楽かもしれない
- 会社員に早く戻らないと年をとってからでは遅いのではないか
- 将来自分がどうなっているか不安
これは実際にフリーランスとして活動している私が常に感じている不安感や悩みになります。
この記事はフリーランスの人が会社員に戻ることを否定したいわけではありません。
私の友人でも一度フリーランスを経てから会社員に戻り今では割と高給ホワイトな企業で働いている人もいます。その人は、現時点では今の生活はフリーランス時代より幸せだと言っていました。
フリーランスとして成功するにはフリーランスであることを継続する必要があると私は思っています。そのためには自分の意思がブレないようにする必要があると思います。
正直フリーランスとしてこのような不安がなくなることはないと思っています。ですが、「会社員に戻るという選択肢を思考から打ち消す」ことで、不安を和らげることはできると思っています。
本記事はフリーランスが「会社員に戻るという選択肢を思考から打ち消す」ための記事になります。
- 会社員に戻っても楽とは限らない
- 年をとってからでは遅いのは会社員でも同じ
- 将来の不安は会社員にも広がっていく
- まとめ:フリーランスで成功するために将来への不安を和らげよう
会社員に戻ったとしても現実は厳しい
会社員に戻っても楽とは限らない
以下に最近の2つのニュースをピックアップして紹介します。
三菱電機の男性社員5人が長時間労働が原因で精神障害や脳疾患を発症して2014~17年に相次いで労災認定され、うち2人が過労自殺していたことがわかった。
「KDDI、社員4613人の残業代6億7000万円を未払い–20代社員の自殺で判明」https://japan.cnet.com/article/35135051/
KDDIは、当時入社2年目だった20代社員が2015年9月に自殺したことを受け、2018年5月に労働基準監督署により労災が認定されたことを発表した。
「三菱電機、裁量労働制の3人労災 過労自殺も」https://www.asahi.com/articles/ASL9V7L2LL9VULFA02B.html
KDDIでは、20代の社員が自殺したのが2015年で、2019年1月に「働き方改革・健康経営推進室」というのを今頃になって設置しているので本当に改善されるのはまだまだ先でしょう。
誰かが死んでもこれだけ時間がかかっているのが現状です。
三菱電機はこの件で2018年にブラック企業大賞を受賞していますね。1万人いた裁量労働制の社員も全社的に廃止したようです。ですが世の中的には「定額働かせ放題」でお馴染みの高度プロフェッショナル制度も成立しているような状況です。
一般的にはホワイト企業のイメージが強い名だたる企業でもこんなレベルです。まさに会社員に戻っても楽とは限らないという一例です。
年をとってからでは遅いのは会社員でも同じ
2年間で全体の約15%に当たる3千人規模の人員を削減するほか、拠点統廃合などを進める計画だ。
「パイオニアが早期退職を募集 3000人規模」https://www.sankei.com/economy/news/190419/ecn1904190021-n1.html
割増退職金につられ早期退職するも体はボロボロで離婚
年収650万円→42歳で転落→年収0万円
柿崎貴志さん(仮名・56歳・バツ1)無職「割増退職金1000万円につられ42歳で早期退職したら…」https://nikkan-spa.jp/1560483
有名な日本企業でも、経営がうまくいかず早期退職を募集しているというニュースを良く見かけます。
もちろん会社員としてバリバリ働いてスキルをつけていけばなんの問題もないでしょうが、私自身はバリバリ働きたくないからフリーランスになっています。そういう人は多いんではないでしょうか。
会社でやりたくないことでバリバリスキルを付けていくより、フリーランスでやりたいことでスキルをつけていくほうが私には良いと思っています。
将来の不安は会社員にも広がっていく
経団連の中西会長は、企業が今後「終身雇用」を続けていくのは難しいと述べ、雇用システムを変えていく方向性を示した。大学側と経団連が議論した結果を、来週公表する予定。
「経団連会長“終身雇用を続けるのは難しい」https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20190419-00000276-nnn-bus_all
最近では、終身雇用の継続も無理だと言われるようになってきました。いよいよ若いうちは低賃金で労働力を使い古し要らなくなったら捨てるという未来が見えてきました。
前述の早期退職のニュースもそうですが、いずれは日本では安定と思われていた正社員としての雇用も維持できなくなるでしょう。将来の不安がないことが会社員のメリットだとおもっていましたが、そのメリットもなくなりつつあります。
まとめ:フリーランスで成功するために将来への不安を和らげよう
フリーランスの将来の不安がなくなることはない
フリーランスの不安の根本は状況が変化していくことだと私は思っています。アフィリエイトで儲かっていても、次の瞬間にはGoogleのアップデートで収益がなくなってしまうかもしれませんし、フリーランスエンジニアとして報酬を受けていてもいつまでそのクライアントが仕事をくれるかどうかもわかりません。
私もフリーランスとして働きはじめてまだ経験は浅いですが、たくさんの不安を抱えています。おそらくこの不安感というものは仮に、収入が少しぐらい増えてもなくなることはないと思っています。
フリーランスで成功する最低条件はフリーランスで有り続けることではないか?
フリーランスとして不安がなくなることはないと思いますが、続けていかなければフリーランスとして成功することもありません。
自分のモチベーションを上げるためにも「会社員に戻るという選択肢はない」と強く思い込むことも重要だと思います。
この記事で「会社員に戻りたいと思っている」フリーランスの人が会社員に戻ることを否定したいわけではありません。会社員の悪い側面を見ることで会社員に戻りたくないフリーランスの人の不安感を少しでも和らげられたら良いと思いっています。
私自身は会社員に戻りたくないと明確に思っているので、ふと不安がこみ上げてきた時にこれらのニュースを思い出し自分を奮い立たせるようにしています。